2017年12月12日

お東陽片岡先生、特殊マンガ大統領・根本敬さん、揃ってご来社。

 朝、高市ぴいこと一緒に新宿ハルクのビッグカメラへ冷蔵庫を買いに。何とか3万円台で収めることが出来て…まあまあかな。でも最近の冷蔵庫ってスリムになってんのね。明日到着の予定。

 午後から高市ぴいこ、志村クンとも外出で一人になったので掃除していると、お東陽片岡先生と根本敬さんが同時にご来社。二人が揃うのはかなり久しぶりだな。お東陽先生がクッキーやレトルトカレーに錦松梅など差し入れをいろいろ持ってきてくれました。どうもありがとうございます!
 掃除はアックス入稿でなかなかできてなかったので、結局2時間ぐらいかかってしまった。

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掃除機をかけてたら二人揃って「こんにちわ」って入ってきたのでビックリした!


 12月は毎年のことながら、なんだかんだとせわしない。行こうと思ってた個展、3つも逃してしまった、残念だわまったく。
 明日はいよいよ根本さんのゲルニカ計画の作品『樹海』の展示がミヅマアートギャラリーで始まります。明日は根本さんも在廊ですので、是非足をお運び下さい。展示期間は12月24日まで。とにかくサイズが大きいので展示場所が限られてしまうため、このチャンスを逃したら二度とみられないかも、ということもあるかもしれないので、絶対お見逃しなく!(※19日から24日までは根本さん在廊の予定です)
詳しくはhttp://kogeisha02event.sblo.jp/article/181765734.html

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どのくらいデカイ作品かてーと、このくらい! これはなかなか展示できませんよ。撮影したのは制作現場、京浜島の工場。


 モグラグギャラリーでは現在HAMADARAKAの個展開催中! HAMADARAKAは双子のアーティスト、絵瑠ちゃんも絵夢ちゃんも天才!なので、お時間のある方はモグラグギャラリーまで是非!!
詳しくはhttp://mogragaquvii.com/mograg/

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 『アックスVol.119』(特集・つげ義春 生誕80周年記念 祝・トリビュート!)は、ただいま品切れのため返品待ちとなっております。返品が戻り次第順次出荷しておりますが、今後ご注文いただきましてもお待たせすることになると思います。ご迷惑をおかけして大変申し訳ございませんが、何とぞご了承頂けますよう、お願いいたします。 

 で、本日の晩ご飯は写真撮るの忘れたけど、餃子、モヤシとニラと豚肉の卵炒め、ジャガイモとワカメの味噌汁、ヨーグルト、以上でした。(手塚)

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らっちゃん!
posted by 青林工藝舎 at 21:52| 日記

2017年12月11日

「続・拝啓つげ義春様」(雑誌アックス編)、無事終了!

 朝、いつもより早めに出て血液検査結果をききに病院へ。途中新宿の売店で売り子のお姉さんにどこぞのおっさんが「平浩二のディナーショーのチケット買っちゃってさあ、毎年いってんだよ」って話しかけていたのを耳にしてしまい、朝から頭ん中で「バスストップ」がなりっぱなし。検査結果は良好で問題ナシ、といわれました。ああ、よかった! 病院から会社までは徒歩13分ぐらいなのでノンビリと歩いて出社したら、「冷蔵庫が壊れてあったかぁ〜い≠ノなってる!」だって。えーっ、何で金のかかるこの時期に壊れるんだよ。もう、いやになっちゃう。
 午後、台湾へ荷物を送りに郵便局へ。急ぎなのでEMSで発送。EMSだとインボイスを入れなければならないのでこれまた面倒! こーゆー仕事が意外と多いんだよね。モタモタしてるとあっという間に時間が過ぎてしまう…。

 先ほどイベントを2つアップしました。【フクシマ・トクシマ連帯映画祭  遠藤ミチロウ監督作品「SHIDAMYOJIN(シダミョウジン)」最終版 上映+監督挨拶+ライヴ】と【『編む人 ちいさな本から生まれたもの』刊行記念トークイベント「無茶するふたり」】です。どちらも徳島の小西昌幸さんが関係するイベント。小西さんは徳島県北島町図書館の創世ホールでのイベントを企画されていて、ガロに縁のある方を迎えた企画も多数、また、先鋭疾風社代表で『ハードスタッフ』編集発行人でもあります。小西さんとはガロ時代からのお付き合い。ミチロウさんの映画上映、徳島の方、是非お越し下さい。

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 昨日で「続・拝啓つげ義春様」(雑誌アックス編)、無事終了しました。このトリビュート展は9月30日から前期・後期そして続と、間に「オートバイ少女 新版・出版記念 鈴木翁二展」を挟んで、昨日まで、と長きにわたり開催。作家の皆さま、ファンの皆さま(毎回来られた方もたくさんいらっしゃいました!)、どうもありがとうございました。そして何よりも、トリビュートを許可して下さったつげ義春さんに、またその場所を開放して下さったビリケンギャラリーさんに感謝申し上げます! こんな長期の展示は珍しい、つげさんだからこそのトリビュート展だったと思います。ありがとうございました! (手塚)

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初日のオープニング。期間中は連日賑わっていたそうです。

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大山くんと小鳥こたおちゃん!


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その場にいた方々で集合写真!


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期間中、ずっとこのお方が出迎えてくれてました。近所の小学生に大人気だったらしい。


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本日、電車で埼玉まで長旅のためすっかりお疲れのらっちゃん。


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で、本日の晩ご飯は、茄子と絹豆腐揚げの田舎煮、にんじんシリシリ、じゃことピーマンの醤油炒め、小松菜と油揚げの味噌汁、ヨーグルト、以上でした。
posted by 青林工藝舎 at 21:39| 日記

2017年12月09日

丸尾さん宅へ。

朝、洗濯と入浴、のち出社。午後3時に丸尾末広さん宅へ。台湾で翻訳出版される「少女椿」に付ける見返しと読者にプレゼントする絵はがきと色紙にサインを入れていただいたので引き取りに。これを週明け台湾の出版社へ発送します。

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 最近、台北のオルタナティブ系書店mangasickさん(台湾で初のオルタナ系で台湾のタコシェを目指している)が頑張って日本のマンガを紹介してくれ、ガロ-アックス系の作家の個展も積極的に開いてくれているため、今台湾にもジワジワと日本のオルタナ系コミックがひろがりつつあります。「少女椿」の台湾翻訳出版にも力を尽くしてくれました。mangasickのスタッフは日本語ペラペラでメールも手紙も全て日本語なので、すごく助かります。こちらも勉強しないと…(汗)。
 丸尾さんもmangasickではすでにサイン会を開催してますが、台湾は食べものも美味しいし街並みもすごくいいので「今度みんなで一緒に行きたいね」何てな話も。故・マディ上原さんの一人娘の晶子ちゃんが、台湾の大学に留学していたので「台湾に行ったらどこでも案内できますよ!って言ってたよ」「あ、それいいね」と二人とも行く気満々(笑)。マディさんは、ずいぶん前だけど、ほんの一時期丸尾さんのマンガを手伝っていたこともあったので、晶子ちゃんとも知らぬ仲でもないし。みんなで行ったら楽しそうだな、台湾は。実現するといいなぁ。

 会社に戻ると、留守にしている間に次号アックスで巻頭特集を飾ってくれる森口裕二さんが、近所で打ち合わせがあったので、ということでご来社されたそう。おみやげに林檎を頂きました。どうもありがとうございます!

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デカイりんごだ! ごちそうさまです。


 明日10日は、つげ義春トリビュート展 第3弾「続・拝啓つげ義春様」(雑誌「アックス」編)の最終日、なのでみんなでビリケンギャラリーに行こう!(手塚)

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丸尾さんちの部屋のドアノブは猫。ネットで購入だそうで。


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おやつをたべに古民家カフェ「こぐま」へ。丸尾さんが頼んだのはカフェショコラチーノとショコラと珈琲のタルト、私はこぐま珈琲とあんみつ玉、美味しかった!


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で、本日の晩ご飯は、野菜タップリ湯豆腐(豆腐、舞茸、エリンギ、長ネギ、白菜)を胡麻ぽん酢で、薩摩芋の檸檬煮、ゴボウと牛肉の甘辛煮、納豆、以上でした。
posted by 青林工藝舎 at 22:16| 日記

2017年12月08日

久々の更新です。

 ものすごく久しぶりにブログ更新です! あっという間に年の瀬。今年中に終わしたい、と思っていた仕事が3つも来年にはみ出し決定…。う〜ん、体力のこともあるのであまり気にしたくないけど、やっぱ気になるよね。

 思えば、去年の今日は10時間を超す2回目の手術をやってたんだ。あれからもう1年もたつのか…。1・2回目の手術は産婦人科で、3月にやった3回目の手術は外科でした。2回目でがんの原発が虫垂とわかって、それも遠隔転移していたのでステージ4。虫垂ガン自体珍しいのに、ガンとしては最悪の虫垂杯細胞カルチノイド(goblet cell carcinoid)タイプ。1回目の手術の時に卵巣から印環細胞癌が見つかり、「これは卵巣にできる癌ではなく、消化器系ガン細胞だから原発は卵巣と違う」というわれたときから、こらあ簡単に済みそうもないな、と思ってたんだけどね。
 短期間で3回の開腹手術だったけど、奇跡の連続も起こったワケで、最初病院に行ったとき、肺にもお腹にも水が溜まりまくって、両肺とも半分ぐらい潰れてたし、脱水症状も甚だしかったしで、そーとーヤバい状態らしかった。けど、先生の予想を裏切って、短期間でまさかの肺機能復活、それで手術が受けられたのでした。骨盤内と小腸近くのリンパもとりまくったのに、今のところリンパ浮腫もなし。3回目の手術で確認したところこれまた予想を大きく裏切って腹膜播種なし! さらに抗ガン剤投与は1度もナシ。内科の抗ガン剤スペシャリストの先生曰く「手術でとったのだから、抗ガン剤をやって他の臓器にダメージをあたえるよりも、今は免疫力と体力を付けた方がずっと良い」だそうで。なんでもかんでも抗ガン剤をやればいい、ってもんでもないって。へぇ〜、いい先生だなぁ。
 で、治療中、主治医に「手塚さん、何を目標にしたい?」ってきかれたので、「そらもう、一日も早い仕事復帰です」と答えたら、「じゃ、復帰に向けて全力でがんばりましょう」っていわれて、あっという間に復帰、で、現在に至る…。

 マジかよ! マジだよ! というワケで、現在、発売が遅れてしまってるつげ義春著『改訂版 ねじ式』の本文データ化をガシガシやってます。なんとか年内に入稿したいです。

 昨日夕方、雑誌『Spectator』の赤田祐一さんがご来社。『Spectator』もどんどん面白くなっていきますね。次号も楽しみ、発売は2月だそです。
 本日は、筒井ヒロミさんが忘年会の件で、まどの一哉 さんが「放電横丁」に連載中の『愛と戦いの船』第四話の原稿を仕上げて下さってご来社の予定。土曜日は、丸尾末広さん宅にとあるものを受け取りにおじゃまする予定。日曜日は…、もちろん!「つげ義春トリビュート展 続 拝啓つげ義春様」雑誌アックス篇 の最終日なので、ビリケンギャラリーにおじゃまする予定です。
 
 先日もツイッターでお知らせした、アックスストア会員特典のジークレー版画ですが、週末にはサイン入りが全て揃いそうなので、来週にはお知らせのメルマガが出せると思います。あと少し、お待ち下さい!(手塚)


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13日から始まる神戸・ちんき堂で開催の「根本敬まつり」に展示する絵を描く根本さん。夜遅くまでご苦労様です。


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これは夕べの晩ご飯。青梗菜・ブロッコリー・海老・マシュルームの牡蠣油炒め、サバ味噌煮缶の野菜&チーズ焼き、90歳のラッパー坂上さんからの頂き物、ちくわとわさび漬け、大根と若布と油揚げの味噌汁、ヨーグルト、でした。


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こちらは3日前野の晩ご飯、大根とイカの煮物、ジャガイモと玉葱のコンビーフ煮、モヤシと蕪の葉の味噌汁、蕪とキュウリと塩昆布の浅漬け、ヨーグルト、でした。他の日は写真撮るの忘れた。
posted by 青林工藝舎 at 11:45| 日記

2017年05月30日

5月31日(水)は棚卸しのため留守にします。

5月31日(水)は棚卸しのため朝から会社を留守に致します。戻りは夕方6時頃の予定です。電話は留守番がいますのでつながりますが、ご用件をおききするのみとなります。関係者で急用の方は各担当の携帯までご連絡お願いします。ご迷惑をお掛けいたします。

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posted by 青林工藝舎 at 21:36| 日記

2017年04月12日

【電子書籍販売のお知らせ】

古泉智浩、山田花子の単行本の一部が電子書籍でお求めになれます。
古泉智浩「ミルフィユ」http://bit.ly/2oxPgNq
山田花子「嘆きの天使」「改訂版 花咲ける孤独」「からっぽの世界」http://bit.ly/1gYEDuO
アックスストアに電子書籍ストアのリンクを貼りましたのでぜひご利用下さい!
posted by 青林工藝舎 at 16:50| 日記

2017年04月11日

遅ればせながらふれあいエスプ塩竈「ガロ・アックス祭」のご報告

 ご報告が遅くなりましたが去る3月12日、ふれあいエスプ塩竈で行われた「ガロ・アックス祭」は大盛況のうち無事に終了しました。これまではガロ・アックス関連の作家を招いてトークショーを行ってきた長井勝一漫画美術館主催事業が、今年は趣向を変えて子供から大人まで楽しめる参加型マンガフェスティバルという形式に。初の試みだったため一体どうなることやら予測がつきませんでしたが、いざ蓋を開けてみると趣旨通りに子供から大人まで皆さん楽しんで頂けたようで何よりでした。ご来場下さったお客様、ふれあいエスプスタッフの皆さま、そしてご協力頂いた堀道広さん、田中六大さん、後藤友香さん、磋藤にゅすけさん、遅ればせながらありがとうございました! 以下、写真でイベント当日の模様をご覧下さい。(市)

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posted by 青林工藝舎 at 20:57| 日記

2017年03月16日

【訃報】淀川さんぽ氏がご逝去されました

淀川さんぽ氏、かねてより病気療養中のところ、2017年3月3日にご逝去されました。
69年9月、「少年」(『ガロ』)でデビュー、70年代にはマンガ家としての活動を休止されましたが、その後96年、「墓ない男の物語」で二十余年ぶりに復帰を果されるなど、作品数は少ないながら忘れがたい作品を残しました。生前のご厚誼に感謝し、ここに謹んで哀悼の意を表します。(アックス編集部)

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「たこになった少年」(『ガロ』70年6月号)


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「墓ない男の物語」(『ガロ』96年2月号)


※画像をクリックすると大きくなります。
posted by 青林工藝舎 at 19:18| 日記

2017年01月01日

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
年明けは1月5日から営業致します。
本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
(スタッフ一同)

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posted by 青林工藝舎 at 00:00| 日記

2016年12月07日

池田ハル「ハルさんちのハンドメイド〜大きな手小さな手」絵本ZINのお知らせ

 池田ハルさんが放電横丁で好評連載中の「ハルさんちのハンドメイド〜大きな手小さな手」から絵本ZINEを作りました。楽しく過ごした時間を振り返る思い出アルバムのように素敵な1冊です。ぜひお手元に。

「あーちゃんのおきにいり」絵本ZINE
A5サイズ/定価:1100円(税込)/フルカラー30ページ/初版限定70部
*サインとエディション、表紙にシルク手刷りの蝶々入り(オマケのステッカー付きです)

〈取扱店〉
◎タコシェ(中野)http://tacoche.com
◎ブックギャラリーポポタム(目白)http://popotame.net にて販売中です。

タコシェさんには、漫画やポストカード等わたしのほとんどの商品をお取り扱いいただいてます。
近々オンラインでもお取り扱いになります。
ハンドメイド愛をギュッと包んだお話です。どうぞよろしくお願いいたします。(池田ハル)

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最初、表紙に「いもむし」を刷ろうと思っていたのですが、娘さんから『ちょうの方がいい!』といわれて蝶にしました。赤い蝶々が所々かすれつつ入っています。
posted by 青林工藝舎 at 21:33| 日記