2009年12月24日

マディ〜クリスマス!! マディ上原さん、最後の宴!

 とてもいいお通夜、そして告別式でした。場所は表参道駅近くの善光寺という立派なお寺。23日のお通夜には、松文館の菅野さん、元コアマガジンの原野さん、あきやまみみこさん、河井克夫さん、アイカワタケシさん、友沢ミミヨさん、第一回アックスマンガ新人賞で「みうら・根本賞」を受賞した太田君、それに根本敬さんらがかけつけました。原律子さんにも久しぶりにお会いしました。
 お焼香してマディさんの顔を見せていただいてから、みんなでお通夜の宴。渡辺和博さんのお通夜もそうだったけれど、故人を偲んで思い出話からハッテンしてあちこちで笑いの渦が。「マディさんが呼んでくれた宴だから、御馳走はちゃんといただきましょう」といっぱい食べていっぱい飲んでいっぱい笑った後、またお焼香してお寺を後にしました。
 参道はクリスマス前夜でまばゆいほどのイルミネーション!「マディさんのおかげで絶対に自分では見に来ることもないイルミネーションも見られて、もう最高のクリスマスだよな」と根本さんが笑い出すと、みんなもつられて笑ってしまいました。

 明けて24日、本日も晴天なり! 午後1時から執り行われた告別式には、根本さん、太田君、花くまゆうさくさん、スージー甘金さん、杉作J太郎さんらが列席しました。約40分のお経の間にお焼香。そしていよいよ納棺の儀式。しかしこれだけのメンバーが集まっているのですから普通に終わるわけもなく、マディさんを送る音楽は根本さんが選曲した「A MAN HAS TO GO BACK TO THE CROSSROADS」〈男は十字路へ帰って行く〉。要するに根本さんがよく言っている〈何方道=クロスロード〉のことです。さすが、いい曲選ぶねぇ。そして棺の中には、前夜に根本さんが描いたマンガ原稿の1頁目が納められました。タイトルは「大ピンチ! タイガー・ウッズ」。これは「お岩」第二弾の1頁目だそうで、その原稿用紙の下余白には「あとはマディさんよろしく頼みます」と根本さんの伝言が。これにはマディさんもまいったでしょうしさぞや喜んだことだと思います。根本さんの粋なはからいにみんなも思わず満面の笑み。

 棺桶に全員でお花をいっぱいしきつめた後、昨夜の宴でもふるまわれた、クリスマスにマディさんとSさんが一緒に飲もうと取っておいたワインを、Sさんと娘さんがマディさんの唇に染みこませました。そしてSさんが一言「マディ〜クリスマス!」。大ウケでした。

 そしていよいよ出棺。棺は、根本さん、スージーさん、花くまさん、Jちゃんたちの手によって車に運ばれ、雲ひとつ無い青空にクラクションが鳴り響き車が動き出しました。根本さんと太田君は友人代表でご遺族の方達と一緒に斎場へと向かいました。

 見送ったあと、残ったみんなで「いいお葬式だったねぇ」「マディさんもあんなに綺麗な女の人たちに囲まれて旅立つんだから、男としては最高に幸せだよね」「それ、夕べ河井さんもいってた(笑)」などとしばしの立ち話の後、「それでは良いお年を!」とそれぞれの仕事場へと向かいました。

 ホントにいいお葬式でした。マディさんがものすごく可愛がっていた喪主の娘さんのご挨拶もヨカッタ。緊張しながらもポツリポツリと父との思い出を語りはじめ、それはマディさんの人柄がにじみ出るような、すばらしいエピソードばかりでした。とてもいい挨拶だったので、後から原さんに「りっちゃん、いい子に育てたねぇ」というと、原さんは「もう船場吉兆のおかみの気分でしたよ」と笑っていました。
 それからもうひとつ、同居していたSさんと娘さんが手を繋いでいたことにも印象的でした。偶然二人の会話を耳にした根本さんが「うん、良い会話だ!」と脳裏に焼き付けていましたが、どんな会話だったかは、ここでは内緒にしておきます。 

 亡くなった次の日がお通夜と急だったため、こられない方もたくさんいました。たまたま大阪に行っていた蛭子さんは「えーっ、オイすごく行きたいんだけどなぁ」とものすごく残念そうでした。ま、あのお葬式だったら笑ってもOKだったので、ホントに来られなくて残念だったねぇ、蛭子さん。

 こうして二日間、親しい人に見守られながら、マディ上原さんは旅立たれました。ご冥福をお祈りすると共に、この世で出会えたことに感謝したいと思います。(手塚)

◎写真
上)棺に納められた根本さんが描いた原稿。
中)もっとアップで(根本敬公式ホームページ提供:http://www011.upp.so-net.ne.jp/TOKUSYUMANGA/text/frame05.htm)。
下)男衆に担がれて出棺です。

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posted by 青林工藝舎 at 21:07 | TrackBack(0) | 日記
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