2014年02月27日

『モリミテ』やっと発売日予定出&印刷立ち会い

 昨日今日と2日間、中野シズカさん、永井ミキジさんと一緒に朝から戸田にある光栄印刷さんの第2工場で『モリミテ』カバーの印刷立ち会いでした。なぜ2日間なのかというと、オフホワイトインクの2度刷りのためです。1日おかないと最初のインクが乾かないのです。出来は最高!作品の雰囲気がよく伝わるような、そして不思議な色合いのカバーです。「これ、どうやって刷ったんだろう?」とちょっと首をかしげるような手の込んだデザインなのですが、おどろくことに使用したのは特色2色のみ。書店さんに並ぶのが今から楽しみです。

 ということで発売が当初の告知より随分と遅れてしまい、お待たせして大変申し訳ございません。発売予定ですが、取次さんに問題なく通していただければ18日搬入予定。藤枝奈己絵さんの『赤子よ日記』と同時発売となりそうです。どうかよろしくお願いします!
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『モリミテ』
A5判並製 224頁(加筆修正+描き下ろし10頁を含む)
本体1400円
装丁:永井ミキジ
寄稿:鳩山郁子/ブノア・モレール(éditions IMHO・仏)
帯文:丸尾末広
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 まずカバーデザインに関しては、最初ミキジ君が出してきた案はすばらしいのだけれど、予算に合わない、ということで、紙から何から全部仕切り直し。しかし作品の世界観は崩さないようにと知恵を絞りに絞っていただき、最終的に制作費を半分ぐらいまで落としてもらいましたが、その知恵が大いに活かされた素晴らしい装丁になりました。金をかけずに生み出した、知恵と情熱の結晶のような装丁です。

 そして中野さん初の長編となるこの作品ですが、2年以上もコツコツとよく描いたもんだと感心することしきり。デビュー以来、その技法にそしてストーリーに常に悩み続けながらの制作活動、その集大成となったであろう『モリミテ』ですが、あらためて通して読むと、随所に埋め込まれた仕掛けやアイテムの数々が、ラストで見事に繋がって空に舞い上がる様はお見事! ここまで力をつけたのか、とこちらも感無量。日本中が浅田真央の演技に感動する中、私はそれ以上にこの作品に感動しながら編集していました。といった話はまたのちほど詳しく書きますが、まずは発売前に『アックスVol.97』の巻頭に収録されている南信長さんとの対談をお読みいただき、その的確な南さんの質問と中野さんとのやりとりを頭に入れたのちに『モリミテ』を読まれることをオススメします。長い間お待たせしたそのお詫びに最高の作品を! というワケで写真は印刷立ち会いの様子です。


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これが今回カバーを印刷する2色機です。


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昨日刷ったカバーがセッティングされてます。


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オフホワイト重ね刷りの試刷り開始です!


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試刷りをチェック。紙を持っているのは2色機機長の恩田さん。「星匠」の時もカバー刷りを担当された職人さんです。その後ろは何度も打ち合わせに同席していただいた光栄印刷営業の宮西さん。この試刷りを何度も校正しては刷り直しの繰り返し、1時間後にやっとインクの盛り具合が決まりました。ありがとうございます!
posted by 青林工藝舎 at 23:34| 日記

ご来社多数の賑やかさは景気づけ!?

 正月休み明けから全然休めず、さすがに疲労困憊。編集作業以外にもいろいろと仕事がたてこみ頭の中はぐちゃぐちゃ。仕舞いにはMacの大事なデータがぶっ飛んでしまいその修復に時間を取られ、結局修復できずに最初から全部やり直したり等々、これでもかとさまざまな問題がじゃまをしてくれたので、こりゃお祓いでもした方がいいのでは、と思うくらいへこみました。というワケで、まず目の前にある仕事を順に着手中。各方面の皆様にはご迷惑をおかけしております。すみません。企画中のものも中断したままでなかなか進めることが出来ず、歯がゆい毎日ではあります。

 そんな間にも編集部にはたくさんの方がご来社でした。この二週間は根本敬さんが「レコードジャケット展」の作業を我が社で行っていたこともあり、他の作家さんがご来社されるとさらに賑やに。いですねぇ、社内が賑やかなのは! こちら遅れに遅れてしまった『モリミテ』の編集作業の集中していたので、撮りきれなかった方もいらっしゃったと思いますが、その様子は写真でご覧下さい。(根本さんの「レコジャケ展」第二期は3月1〜2日です。この週末は両国へGO!)

 また、この激動の2週間、6〜7人で夕食をとる機会も多く、経費削減のため仕事の合間に必死こいて夕食作ってましたが、もう何を作ったんだか記憶が定かでない。かろうじて覚えてるのだけ下に記しておきます。

・根本さんのお土産餃子とザーサイ。煮物(大豆・ニンジン・椎茸・油揚げ・割り干し大根・鶏ささみ)、鯖味噌缶のチーズ焼き、青梗菜とハムと帆立の貝柱の牡蠣油いため、新玉葱とじゃことおかかのサラダ、たくわん、味噌汁(うど、大根、オクラ、油揚げ、絹さや)。

・ジャワカレー、新玉葱とトマトとブロッコリーのスープ、ヨーグルト。

・ジャガイモと玉葱とコンビーフのコンソメ煮、鶏肉の甘辛いため+長ネギと椎茸とエノキとシメジのバター醤油炒め、春野菜温サラダ(キャベツ・アスパラ・絹さや・インゲン+しらす・おかか)、ニラと豆腐の味噌汁、たくわん、ヨーグルト。

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中野シズカさんの新刊『モリミテ』のカバー本紙校正を前に、印刷時のインク刷りの順番を確認中。装丁担当の永井ミキジさんと光栄印刷営業の宮ちゃんと。


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ラッキーの散歩にきてくれた川崎タカオさん。散歩が終わるとさっそく根本さんのアシスタントに!


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久々に京都からひさうちみちおさんが! 根本さんに陣中見舞い。


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で、この日は仕事を中断して荒木町のスナックアーバンへ。昭和21年の大ヒット歌謡曲、岡晴夫の「東京の花売り娘」を軽く歌いこなすひさうちさん。応援団は犬山紙子さんと井上親方


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久々の再会を喜ぶ高橋宏幸さんと。このあと音楽の話でしばらく盛り上がってました。


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19日午前中、吉祥寺バウスシアターの神馬さんがラッキーを散歩に連れてってくれました。忙しいときなのでほんとに助かります!
posted by 青林工藝舎 at 22:33| 日記