でも記事を読めば、根本さんの発言はかなり本質をついていて、根本さんの本をあまり読んでなかった人にしてみれば、いきなり草むらから石を投げられたような、そんな感じだったのかな。
でも、自分の手の内にちゃんと切り札を持ってる人は強いな、と今回の記事を読んであらためて思いました。同じ事を思ったのが、みうらじゅんさんの東電に対するネットでの発言ね。あれもすごかった。切り札ってのは別に売ってるもんじゃなからね、己が長い年月をかけて積み上げてきた揺るぎないもので、それが人を圧倒させるのだと思います。根本さんとみうらさんは特にそれがすごくて、二人の共通点でもあると思うんだけれど。そういう気骨と覚悟のある人って、残念ながら少なってきたような気がします。自分を、生活を犠牲にしてまで追求するってこともしないし、いつも安全なところにいて「頑張りましたがなにか?」みたいな感じだしね。
今日の根本さんの記事に関心を持たれた方は、根本さんの本をどんどん読んでくれればなぁ、と思います、ホントに! あ、新聞のプロフィールには載ってなかったけど最新刊は『果因果因果因』(平凡社刊)です。
で、本日の夕食は、カレー、ブロッコリーとちくわのサラダ、トマトのスープ、ヨーグルト、以上。(手塚)
去年の夏に撮った根本さんとラッキー。ラッキーは根本さんに完全に心を許しています。犬は本能で生きてるので、誰について行くか、いつも正しい判断をするんですね、これが。