2011年11月07日

故・山田花子さんの遺品整理に。

 5日午後、高市ぴいこと一緒に小石川後楽園へ。毎月毎月「金がない、金がないぞ〜!」ばっかりでクサクサし通しなので、たまには息抜きしようやってコトで、旧芝離宮に続き庭園巡りってわけです。
 二人ともすでに若くはなく、随分と中ブルのおんぼろになってきたので、年輩の人たちにうまくとけ込んでぶらぶらと特別名勝を堪能。庭園は回遊式築山泉水庭で、隅々まで手入れされてございましてね。それにしてもこの庭園を作るに当たり、一体何人の人足が送り込まれたのだろうか。で、当時だったら「私ら間違いなく人足側だよね」などと、途中から人足の気持ちになってしまい「この岩重たいよ」とか「石段の石、ちゃんと並べないと怒られるよ」とかね。どの時代に生まれても、ま、身分は決して高くはないことだけはなんとなく分かるようで……。

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石蕗(ツワブキ)の花。日本庭園によく似合う花です。


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よく計算されて設計された庭園。石段でさえお見事!


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通天橋。緑に一番映える色ってやっぱり朱色だ。


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白糸の滝。これだけ見たらとても文京区にいるとは思えません。手前に飛び石があるんだけれど、雪が降ってたら絶対池に落ちそうな気がするよ。


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手前の枝の先だけが紅葉してて、あまりにもキレイだったので思わずパチリ。


 6日昼すぎ、故・山田花子さんの遺品の本やレコード整理のため、妹である高市ぴいこと多摩の高市家へ。近々高市家が引っ越しを予定されているため、ずっと手つかずだった本類をこの日いよいよ整理。メンバーは高市家のお母さんと当時から山田花子さんの大ファンというネット古書店「股旅堂」の吉岡さんとバカ二人の4人。まずはお線香を上げてから整理を始めましたが、80年代のサブカルシーンが蘇ってくるような懐かしくも貴重な本ばかり。また、子どもの頃に買ったと思われる世界の七不思議類の本もけっこうあり、花子さんが普段どんなことに興味を持っていたのかが手に取るように分かるんですね。遺品の整理は何度か手伝ったことがありますが、悲しいというより何故か優しい気持ちになってくるので不思議なのであります…。
 これから吉岡さんが持ち帰った遺品を全て検品しますが、この遺品たち、もしかしたらファンの皆様が喜ぶような形で放出されるかもしれません。ま、それも来年になると思いますが、そうなったときにはまたお知らせします。

 本日夕方近くしりあがり寿著「新装版・ジャカランダ」の見本が出来上がってきました。取次見本出しは明日。発売は14日の予定ですのでよろしく!(手塚)

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山田花子さんの祭壇。写真や愛用品が並んでました。


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遺影に手を合わせる吉岡さん。今でもかなりの山田花子ファンですが、90年代初頭に出演していた「ファンキートマト」の映像だけは持っていなかった、ということで、さっそくDVDを借りてました。遺品整理ではいろいろと便宜を図って下さりありがとうございました。


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高市家の愛猫「にゃーこ」。名前はねこぢるうどんからとったそうです。段ボールが大好きで、段ボールに触ると「これは私のだからさわるな!」とものすごく怒って攻撃してきます。ちょっと山田花子さんに似てるかも。
posted by 青林工藝舎 at 19:19| 日記